貧血と眠気

貧血と眠気

貧血の症状で挙げられるのが、ふらつき、動悸、疲れやすさです。

 

赤血球は、体のすみずみに酸素を送って、体の活動を維持しています。

 

ところが、貧血になると、酸素を運ぶ赤血球が不足していますから、酸素不足に陥ってしまいます。このため、ふらつきを感じたり、動機がしたりします。

 

こんな、体に負担がかかっている状態ですから、貧血の方は、倦怠感が出てきて、いつも、だるさを感じていることが多くなります。

 

また、脳に酸素が行き渡らないですから、強い眠気が出てきます。

 

だるくて、眠いといいうと、”なまけものの”の言い訳のようで、気が引けますが、実は、貧血が隠れていたということも少なくありません。

 

普段、健康に自信のある人ほど、妙に眠気が続いても、ただの疲れとして片付けてしまいがちです。

 

けれども、睡眠をとっているはずなのに眠い、昼間でも眠気がある、朝、眠くて起きられないという人は、貧血の疑いがあります。

 

貧血は、単純な栄養不足だけで起きわけではありません。

 

生理の出血過多のほかに、胃の萎縮による悪性貧血や、免疫や骨髄機能の異常など、症状が続いている方には、慢性的な原因が隠れていることがあります。

 

きちんと原因を調べ、適切な治療を受けることで、すっきりしたいですね。
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